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著者:小島 義輝
言語:日本語
出版社:日本経済新聞
料金:$69.00
頁数:A5版 441ページ
英文校正:Walter J. Krystia, CPA
発行日:2005年9月13日
企業経営に先立つものは、何といっても金融資本、つまりはおカネです。証券市場のグローバル化が進むことによって、一般企業においても株式市場から直接的に資本調達することが可能となりました。そして安いコストで資本運営のできる企業は、長期にわたって優位なポジションを確保できるわけです。
一般企業がグローバルな証券市場に参入するときに、最も必要となりますものは、英文会計情報です。アメリカの会計基準( FASB : Financial Accounting Standards Board )、またはヨーロッパの会計基準( IASB : International Accounting Standards Board )でない限り、日本企業からの会計情報は残念ながら二級品的な取り扱いを受けることになってしまいます。
そこで、主要なる会計情報として日本基準・アメリカ基準・ヨーロッパ基準を併記するということがとりもなおさず国際化対応ということになりつつあります。そしてアメリカ基準とヨーロッパ基準とは、次第に収斂しあいながら、近づきつつあるというのが現実となっております。
本書で意味するところの「英文会計」とは、アメリカにおける会計理論、会計基準そして会計実務のことを指しています。アメリカ基準を支える会計理論から勘定仕訳までを体系化して取り扱い、懇切ていねいな解説が本書の中では何度も施されております。そのため、経理部の皆様が日本基準の会計情報をアメリカ基準に組み換えるのにあたりましては、必ずや最良の参考書となるものであることを確信しております。
今回、第 3 版として大きく改訂した部分としましては、以下のような特徴が挙げられます。
1.会計基準への国際化対応:日本基準・国際会計基準・アメリカ基準の 3 つの基準を比べた相違点などをわかりやすく要約
2.アメリカの企業改革法: 2001 年から 2002 年にわたって多発したアメリカ企業の会計不祥事への抜本的対策ならびにコーポレート・ガバナンスを強化策として施行された「企業改革法」について詳しく解説
3.キャッシュ・フローの割引現在価値:資産および負債の測定方法として、新しく「割引現在価値法」が加わったため、その手法についてその詳しく解説
4.キャッシュ・フロー・ベースの事業評価法:キャッシュ・フロー計算書がアメリカに導入されてから 17 年が経つが、そのキャッシュ・フロー情報活用については未だに試行錯誤が続いており、それらの障害を克服するためのキャッシュ・フロー・ベースの資産価値や収益率に関しての新しい分析法を詳しく紹介
5.連結会計の改革:従来 2 つある企業連結会計法をパーチェイス法に一元化し、新たに認定がなされた一連の改革手法について詳しく解説
6.無形固定資産会計の改革:企業統合などによって新たに獲得した無形固定資産の取り扱いなどに関する抜本的改革を詳しく解説
7.減損会計の導入:企業の経営上の成績と財務状態に最大のインパクトを与えるとみられるのがこの減損会計であり、その導入について詳しく解説
8.従業員ストック・オプション会計の改革:従業員株式購入件を付与した企業に対する計上すべき会計内容を詳しく解説 |