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ロッシェル・カップの最新本
辞書では引けない最新ビジネス・キーワード100
日系企業を舞台としたアメリカ人社員と日本人駐在員や出張者との間で、毎日のように行われるミーティングやプレゼンテーションの中で、アメリカ人が何気なく使うビジネス上での新語や流行語 (英語では、Buzzwordという) が、ときとして、それらの言葉に馴染みの薄い日本人をして会議の席上で多いに困惑させることになるという話は、よく耳にするところです。
しかもロッシェルさんに言わせると、それらのBuzzwordは、アメリカ人の中であっても、ときには混乱を引き起こし、アメリカ人同士での理解や解釈の食い違いさえも見うけられるというのです。
これらの現代ビジネス用語は、アメリカ人であっても目新しい言葉であることが少なくないため、当然のことながら、日本で出版されている多くの英和辞典や電子辞書の中にはほとんど記載されていません。
しかしながら、これらの用語の背景には、アメリカ人が抱くビジネスや仕事に対するコンセプトやカルチャーなどが色濃く反映されているため、アメリカ人が何を考えて会議にのぞんでいるのか、あるいは会議で何を言わんとしているのかを理解する上での大きなヒントになるものが多くあります。
そこで、ロッシェルさんが現代ビジネス用語の中から、特に日本人にとって、そのコンセプトなどをえてして誤解しがちなものとして100ワードを熟慮の上で精選し、片方(左)は日本語のページ、もう片方(右)は英語のページという2ヶ国語形式で書かれた、日本人にも大変理解しやすいような構成となっているのが本書の大きな特長となっております。
英語の言葉自体が新しいため、日本語に翻訳されている言葉がほとんどない状態であるのと、仮に翻訳を試みたにしても、100%マッチングできるような日本語新訳はなかなかつけられそうにないという視点におきまして、言葉を日本語に翻訳するというのではなく、言葉の定義とその言葉の持っている内容、さらに背後にあります、文化的背景説明をすることにロッシェルさんは、いつものように徹してくれています。
このようなビジネスの現代用語に対して、この本を通して、いっそうの理解を深め、臆することなくアメリカ人とこれらBuzzwordを交えながら、日本人ビジネスパーソンの皆様方も積極的で、意義のある討論を発展させていただくができるようになったら、それこそロッシェルさんの最も願うところなのではないかと思います。
アメリカ人とビジネスをする機会のある方すべてに、ぜひとも参考にしていただきたい一冊です。
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著者紹介:ロッシェル・カップRochelle Kopp
在米日系企業の異文化コミュニケーションと人事管理を専門とする国際経営コンサルタントで、この分野では第一人者。エール大学歴史学科卒業後、日本の大手金融機関の東京本社に就職。シカゴの国際コンサルティング会社で、大手日系企業の顧客に対して、コンサルティングの経験を積む。1994年にジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社を設立。著書として、The Rice Paper Ceiling (1994)、カイシャの中の外国人 (1996)、反省しないアメリカ人を扱う方法 (1998)、辞書では引けない最新ビジネス・キーワード100(2000)、などがある。
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