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ロッシェル・カップの本

クリックして拡大表示 「製造現場の英語表現」
書評を読む $40.00

言語:日本語
出版社:(株)ジャパンタイムス
料金:$40.00
頁数:250ページ
発行日:2007年8月5日

ご存知、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティン グ社のロッシェル・カップさんが、ご自身の人気セミナーで あります“製造・技術現場での効果的な英語表現”をベース にして、その中で多くのケーススタディなどを通じて集めら れた、製造現場で頻繁に使われる英語表現を1冊の書籍にま とめ上げましたものが、本年8月に(株)ジャパンタイムス から出版されたばかりの本書でございます。

従来の英語書籍のほとんどが、販売や交渉でのやりとりを中 心にした、どちらかと言うと、商社マンや営業マンを対象に したものでしたが、製造や研究開発に携わる技術者の方々の 多くもいまや海外の人たちと密接に協力し合い、英語を駆使 して効果的なコミュニケーションを図らなければやっていけ ない時代となりました。

そこで、ロッシェルさんは、製造現場で頻繁に起こっている 事例やセミナーで共通して訊かれることの多い質問などから、 明確で誤解を生むことのない効果的な多くの英語表現につい て、現場重視で構成された書籍を日本人の技術者向けとして 執筆する必要性を強く感じたという次第です。

確かにロッシェルさんご自身は、技術者ではありませんので、 なぜ技術者向けの英語表現の本などが書けるのか、と疑問に 思われる方もきっといらっしゃることかと存じますが、そこ には長年ロッシェルさんが観察されてこられた経験が生かさ れているのです。つまり、技術者の方は、専門的な技術用語 には長けていらっしゃるのですが、逆に現場で予期せず起こ った問題などに対して口頭ですぐに対応しなければならない ときの英語表現が十分ではなかったことがあったりしたもの でした。

本書に掲載されました約1,000(それらは、CD2枚にすべて 収録)にのぼる実践的で、明瞭な英語表現によって、技術者 の方々が海外の人たちとの間で、より効果的なコミュニケー ション能力が図られ、円滑に仕事が進めていくことを何より も祈願しているということをロッシェルさんに代わりまして、 皆様方にお伝えさせていただきたいと存じます。


クリックして拡大表示 これで海外工場でうまく仕事ができる
Factory English
書評を読む $37.00

著者:ロッシェル カップ&ティム・サリバン
言語:日本語と英語
出版社:アメリカPHP研究所出版
料金:$37.00

この本の設定:主人公である山本友和氏(通称トモ)が、日本の本社が買収したアメリカ中西部にある、問題の山積した現地の自動車部品メーカーに経営最高責任者(CEO)兼工場長としてはじめて海外出向し、そのアメリカ企業の経営立て直しを遂行するというストーリー展開。 製造業の企業であれば、必ずや直面しなければならない5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の教育や製造チームのカイゼン活動、不良品発生問題への対応、生産ラインの稼働率向上などに関してアメリカ人との間で行われるホンネレベルのディスカッションが英語と日本語の併記で書かれています。 トモが最後に工場の建て直しに成功し、また次の赴任地である中国に旅立っていくというところまでお読みいただければ、どなたもきっと目頭が熱くなることでしょう。

恐らく、"工場英語"というものをこれほどまでに実用的かつ実践的なレベルで取り上げた英語学習書は今まで存在さえしませんでした。 この本は、日本の本社や工場にいて、海外の工場と常にコミュニケーションをはかっている方々にとりましても、まさに的を射た英語学習書です。どの製造業種にも共通して使われる工場内での専門用語や便利で使いやすい表現方法がふんだんに取り入れられていますので、すぐにそれらの英語表現や用語をお使いになっていただくことができます。 最後の60ページあまりは、"工場英語"の表現集ということで、製造業の現場において即効性のある英語表現集の総ざらいをしてくれていますので、繰り返し学習するには大変効果的です。 「これで海外工場とうまく仕事ができる」は、今年度ナンバーワンのお奨め英語学習書として、皆様に広く参考としてお読みいただけます書籍であります。

お客様からの賞賛の声:今回私を含め5名分注文しましたが、皆一応に「非常に役立つ本で注文してよかった。もっと早くこんな本が読みたかった」との感想です。 私も毎日コツコツ読んでいます。 最後の方に集録されている「工場英語」表現辞典は、これだけでも1冊の本として成り立つ非常に有益な内容です。(Georgia州N社のN様からのご感想)


クリックして拡大表示 反省しないアメリカ人をあつかう方法(増補改訂版)
書評を読む $26.00

言語:日本語と英語
出版社:アメリカPHP研究所出版
料金:$26.00

今から6年近く前に、国際経営コンサルタントとしてのロッシェル・カップさんの名前を日米で一躍有名にした名著「反省しないアメリカ人をあつかう方法」が(株)アルクより出版されました。 弊社でも、この名著は、おかげさまで数多くの冊数を販売することが出来ました。 また、この書籍をきっかけにして、弊社とロッシェルさんとの間における長期的なビジネスパートナーシップの関係を築くことができました。

その後は、ロッシェルさんをホームタウンのシカゴからオレゴン州ポートランドまでお呼びし、この地区における主要な日系企業の方々に集まっていただき、彼女の異文化セミナーを毎年行い、大盛況を博しました。 さらにそれらのセミナーの内容を収録した書籍(セミナーのワークブック)も4冊ほど弊社から出版するまでに至りました。

そして、再びロッシェルさんがこのたび増補改訂版として、大幅に手を加えた新しい「反省しないアメリカ人をあつかう方法」が昨年10月の終わりにアルク社から再び出版されました。 以下は、本書に納められているロッシェルさんからのメッセージの一部です。

<前書きからの一部抜粋>
私が、「反省しないアメリカ人をあつかう方法」という題名の本を書いたと言うと、必ず大きな反響が帰ってくる。確かにこの題名は、Hit a Raw Nerve (痛いところに触れる)なところがある。 「アメリカ人は自分の非を認めない」「アメリカ人はエクキューズばかり言う」「アメリカ人が反省するのを見たことがない」 - こういった不満を弊社の顧客である日本人ビジネスパーソンからは頻繁に耳にする。

アメリカ人と一緒に仕事をしている日本人は、こういった行き場のないフラストレーションを抱えている。 そうした方々のために私は、本書の前作にあたる同タイトルの新書版を執筆した。 もし米国の文化的背景を知らなかったらアメリカ人の行動の多くは理解できないであろうし、その状態で一緒に仕事をしても決してうまくいかないであろう。 ここでは、アメリカ人の行動パターンとその考え方、さらに米国のビジネスの常識と人事管理の慣行を説明している。 この本を読めば、アメリカ人との仕事はずいぶんやりやすくなることだろう。


クリックして拡大表示 「事例でわかる - アメリカ人と仕事をするマニュアル」
書評を読む $148.00

言語:日本語
出版社:アメリカPHP研究所
料金:$148.00
頁数:バインダー形式296ページ

日系企業専門の国際経営コンサルタントとして数多くのキャリアと実績を蓄積されてこられましたシカゴご出身のジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長であるロッシェル・カップさんは「アメリカ人といかに円滑に仕事をするか」について、日系企業の皆様ならび米国に現地法人があります日本企業本社の皆様にとりましては、まさにバイブルのようなマニュアル書をアメリカPHP研究所から上梓されております。

日系企業では、今まで駐在員の定期的な任期終了に伴う交代や移動によって、アメリカ人従業員に対していかにして、彼ら/彼女らのやる気を引き出させ、生産性を高め、優秀な人材として定着させていくかというノウハウが十分に社内で継承されることなく、同じような問題が再び繰り返されるという残念な傾向が見うけられてまいりました。 しかも、アメリカの法律に適合しないような場合が発生すると、さらに問題は深刻化し、訴訟沙汰にまで発展し、企業としても予期せぬ多大な出費と損失、そして名誉の失墜に陥るといった事態につながりかねない潜在的なリスクを内在させております。

一方で、このような法律面でのコンプライアンスや従業員の人事管理または人材育成といったソフト面の対策は社内で微妙な要素が数多く絡み合い、実際面ではマニュアル化しづらいということも事実として立ちはだかっておりました。

そこで、実際に起こった数多くの日系企業の問題点をロッシェルさんは標準化させて、会社での備え付け用として、また特に新規赴任者用の必読マニュアルとして数多くの貴重なノウハウをこの1冊のマニュアル書に集約させ、アメリカ人との間で円滑に仕事を進めることによってアメリカでの貴社の事業を成功させることができるシナリオ作りを皆様方にご提唱している次第です。 ぜひともこのマニュアル書を貴社の新規赴任者向け、あるいは、米国現地法人の方々にご紹介していただけますと幸甚です。


クリックして拡大表示 外国人部下と仕事をするためのビジネス英語
書評を読む $36.00

著者:ロッシェル カップ・増田 真紀子
言語:日本語
出版社:語研

日本人マネジャーが外国人部下を効果的に管理していくためには、かなり微妙なニュアンスを持った英語表現を駆使しなければなりませんが、多くの日本人にはそのような英語表現を学ぶ機会はほとんどなかったと言ってよいでしょう。そのため、慣れない英語表現を使って部下を指導しなければならないという難しさ自体がフラストレーションの原因になりがちです。

また上司と部下の関係のあり方、ならびに上司の役割に関しまして、日本の習慣と海外の習慣の間には大きなギャップが存在し、その習慣の違いというものが、単なる言葉の壁以上の文化的な問題にまで発展してしまう危険性をはらんでいるのが現実と言えるでしょう。

一般的に海外では、上司は、コーチのような存在であるべきだと考えられており、部下に対しては、言葉による指導とアドバイスを絶えず提供することが求められています。このようなコーチ役としての上司のイメージからかけ離れている日本人上司のもとでは、部下からの尊敬が得られない、部下を有効に使いきれてないという問題が出てまいります。

本書では、意見の伝達、部下の仕事の評価、問題解決、職務内容の定義、苦情への対応など、各章ごとに特定したテーマや状況に的を絞りながら、以下の3つのポイントを中心にして、効果的に学習成果を図っています。


クリックして拡大表示 アメリカにおける効果的なフィードバックと実績評価
目的を達成する組織の作り方
書評を読む $55.00

言語:日本語
出版社:パシフィック・ドリームス・インク

弊社では、1999年より、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長で著名な国際経営コンサルタントのロッシェル・カップさんをシカゴからお招きをして、日系企業で働かれている日本人駐在員ならびにアメリカ人の現地社員を対象にした異文化経営セミナーを毎年開催しています。今月ご紹介する本は、そのロッシェルさんが2000年の春にポートランドで行った日本人管理者社員向け1日セミナーの内容を丸ごと収録・編集して構成したものです。一人でも多くの日本人管理者社員の方々に向けて、実際にアメリカ人に対していかにして効果的なフィードバックを行い、また適切な実績評価にまでつなげていくかという日常業務の中で生じる課題に対して多くの示唆と豊富な具体例が本書の中に含まれています。

ロッシェルさんは、これまでに日系企業専門ビジネスコンサルタントのエキスパートとして、日本人社員とアメリカ人社員との間の異文化コミュニケーション問題や日系企業特有の人事問題の対応に数多くの経験を積まれてきました。そのため、本書の中でも実際に起こったさまざまな人事の事例や企業での取り組み方をとてもわかりやすく取り上げています。内容的には、全編、ロッシェルさんの日本語による (翻訳したり、通訳者を使っているわけではありません) セミナー上での話し言葉によって書かれてありますので、対象は、人事管理関係の硬い話になりそうなところですが、一気に読み進んで、「ああ、なるほど、そうだったのか」と言った読後感いっぱいに包まれることを保証させていただきます。セミナー参加者からの質問もそのまま記載してありますので、読者の皆様も実際にロッシェルさんのセミナーを聴講しているような気持ちにさせてくれます。それら参加者からの質問(ときには、難問も含む)に対しましても、ロッシェルさんは実に真摯な受け答えをしてくれておりまして、難しい内容も噛み砕いて大変わかりやすくなっています。

日本でも昨今は、企業の年功序列や終身雇用などの戦後日本企業の発展を支えてきた雇用制度が音を立てて崩れ始めています。それに代わって、よく聞かれるようになった言葉が「成果主義」です。しかし日本での「成果主義」はまだ本当に初期段階のような気がしますし、問題が内在していて、逆に社員のモラールやモチベーションに悪影響を一部出しているようなことも聞いています。このような時勢にあって、「成果主義」(英語では、Performance Evaluation と呼びます)の先進国であるアメリカの内実と実際に日系企業としてどのように対処すべきであるのかという深遠なるテーマに実のところ、このセミナーでロッシェルさんは挑戦をされているのです。これは、日本にいらっしゃる管理職や人事担当の方々に取りましても、対岸の火ではないものと思います。この本の中に豊富に紹介されております、すぐに日本でも取り入れることのできるさまざまなアメリカの具体的な人事上の制度や改善案などが、これからの道しるべになるのではないかという気がいたします。

最後に、いつものことですが、アメリカ人の部下に対して実績評価をするにあたり、英語でどのように表現したらよいのかをとても役に立つ英語表現で随所に説明がなされています。これらの表現は、実績評価を実際に行うような特殊な条件下で使うことのできるきわめて的確は英語表現となっていますので、実際にアメリカ人に対して使ってみると驚くほどの効果が得られることをお約束します。それら表現にもロッシェルさんのセンスの良さが感じ取れますので、読者の皆様にも安心してお使いいただきたいと思います。


クリックして拡大表示 「プレゼンなんて怖くない!―アメリカ人が教えるプレゼンテーションの秘訣53」
書評を読む $28.00

著者:ロッシェル・カップ&渡邉 ニコル
言語:日本語
出版社:生産性出版

皆様の周りでお仕事を一緒になさっているアメリカ人の人たちを見ていて、日本人が印象とし て感じることは、“アメリカ人は口が達者で、プレゼンなども上手だ”というものです。確か に、アメリカのビジネス界では、論理的かつ明快なコミュニケーションができることや印象に 残るプレゼンテーションを行う能力を持っていることなどはとても重視されます。

本書は、二人のアメリカ人女性によって書かれた、日本人向けのプレゼンテーション向上のた めの指南書であると言えます。しかも、ジャパン・インターカルチュラル・ジャパン社長のロ ッシェル・カップさんと同僚の渡邉ニコルさんは、いずれも長年、日本人のビジネスパーソン 向けにプレゼンテーション・スキルを含めた、コミュニケーションのご指導に携わってこられ たエキスパートの方々です。従いまして、「日本人の行うプレゼンテーションでは、どこに最 も改善する余地があるのか」というポイントに対して、明確に指導することができる立場にあ る方々でもあると言うことができます。

お二人は本書を通じて、アメリカ人の眼から見た、日本人に必要とされるプレゼンテーション の技術や聞き手に対するアプローチの仕方などについて、貴重なノウハウや秘訣を伝授してく ださっていますので、本書を通じて、アメリカ人を納得させるに足りるプレゼンの名手になっ ていただく道しるべ役としてお役立ちしていただけたら幸甚です。


クリックして拡大表示 「ビジネス英語:これが常識・非常識」
書評を読む $36.00

言語:日本語
出版社:(株)三修社
料金:$36.00
頁数:171ページ
発行日:2006年10月1日

自分では、正しい英語だと思って使ってみたところ、相手の アメリカ人から妙な顔をされたり、思わぬ誤解がそこで生ま れたりといったことは、日本人の方であれば誰しもご経験さ れたことがおありなのではないでしょうか。自信を持って使 った英語が相手に通じなかったり、悪意がまったくなかった のに、失礼だと思われてしまうのは、とても残念ですし、本 当にがっかりしてしまいます。

実は、日本人がよく使うカタカナ英語の中には、間違った表 現であったり、英語本来の意味とは随分と違った意味に変化 しているものが少なくないのです。そのような日本人特有の 英語の問題をつぶさに観察し、教育をご提供されてこられた お二人の経験豊かで、著名な日米異文化コンサルタントであ ります、ご存知ジャパン・インターカルチュアル・コンサル ティングのロッシェル・カップさんと同僚のジリアン・ヨー クさんとが、日本人ビジネスパーソンの皆様向けにこのたび 新著をお書きになられました。

本書のすぐれた特徴といたしましては、下記のような点が挙 げられます。

  1. ビジネスの現場に焦点を絞っておりますので、日常の 業務や仕事上での英語を使ったコミュニケーションに 関する場面で頻繁に起こりやすい多くのケーススタデ ィを満載しています。
  2. 起こりうるコミュニケーション上での英語の間違いに ついて、簡潔にかつわかりやすく解説してくれており ますので、起こった間違いの分析からその解決方法ま でを順を追って説明し、より適切であると思われる英 語表現をふんだんに紹介してくれます。

クリックして拡大表示 辞書では引けない最新ビジネス・キーワード100
書評を読む $30.00

言語:日本語と英語
出版社:パシフィック・ドリームス・インク社

日系企業を舞台としたアメリカ人社員と日本人駐在員や出張者との間で、毎日のように行われるミーティングやプレゼンテーションの中で、アメリカ人が何気なく使うビジネス上での新語や流行語 (英語では、Buzzwordという) が、ときとして、それらの言葉に馴染みの薄い日本人をして会議の席上で多いに困惑させることになるという話は、よく耳にするところです。

しかもロッシェルさんに言わせると、それらのBuzzwordは、アメリカ人の中であっても、ときには混乱を引き起こし、アメリカ人同士での理解や解釈の食い違いさえも見うけられるというのです。

これらの現代ビジネス用語は、アメリカ人であっても目新しい言葉であることが少なくないため、当然のことながら、日本で出版されている多くの英和辞典や電子辞書の中にはほとんど記載されていません。

しかしながら、これらの用語の背景には、アメリカ人が抱くビジネスや仕事に対するコンセプトやカルチャーなどが色濃く反映されているため、アメリカ人が何を考えて会議にのぞんでいるのか、あるいは会議で何を言わんとしているのかを理解する上での大きなヒントになるものが多くあります。

そこで、ロッシェルさんが現代ビジネス用語の中から、特に日本人にとって、そのコンセプトなどをえてして誤解しがちなものとして100ワードを熟慮の上で精選し、片方(左)は日本語のページ、もう片方(右)は英語のページという2ヶ国語形式で書かれた、日本人にも大変理解しやすいような構成となっているのが本書の大きな特長となっております。

英語の言葉自体が新しいため、日本語に翻訳されている言葉がほとんどない状態であるのと、仮に翻訳を試みたにしても、100%マッチングできるような日本語新訳はなかなかつけられそうにないという視点におきまして、言葉を日本語に翻訳するというのではなく、言葉の定義とその言葉の持っている内容、さらに背後にあります、文化的背景説明をすることにロッシェルさんは、いつものように徹してくれています。

このようなビジネスの現代用語に対して、この本を通して、いっそうの理解を深め、臆することなくアメリカ人とこれらBuzzwordを交えながら、日本人ビジネスパーソンの皆様方も積極的で、意義のある討論を発展させていただくができるようになったら、それこそロッシェルさんの最も願うところなのではないかと思います。

アメリカ人とビジネスをする機会のある方すべてに、ぜひとも参考にしていただきたい一冊です。


クリックして拡大表示 アメリカにおける効果的な人事管理のために
アメリカ人従業員は、今何を求めているのか?
書評を読む $55.00

言語:日本語
出版社:パシフィック・ドリームス・インク

ロッシェルさんは、これまでに日系企業専門ビジネスコンサルタントのエキスパートとして、日本人社員とアメリカ人社員との間の異文化コミュニケーションや日系企業特有の人事問題の対応に数多くの経験を積まれてきました。そのため、本書の中でも実際に起こったさまざまな人事上での事例や企業での取り組み方をとてもわかりやすく取り上げています。内容的には、全編、ロッシェルさんの日本語による (翻訳したり、通訳者を使っているわけではありません) セミナー上での話し言葉によって書かれてありますので、人事管理の硬い話となりそうなところですが、一気に読み進んで、「ああ、なるほど、そうだったのか」と言った読後感いっぱいに浸れますことを今回のこの本でも保証させていただきます。セミナー参加者からの質問もそのままのかたちで記載してありますので、読者の皆様も実際にロッシェルさんのセミナーを聴講しているような気持ちでお読みいただけます。それら参加者からの質問に対しましても、ロッシェルさんは実に真摯な受け答えをしてくれておりまして、難しい内容にもよく噛み砕いて、大変わかりやすい説明となっています。

本書ではまず、ロッシェルさんの方から日系企業としてアメリカに進出した場合の人事管理の要諦についての紹介がなされます。続いて、TI(テキサス・インスツルメンツ)で実際に行われたアメリカ人従業員へのアンケート調査に基づく調査内容の結果について言及が行われます。このTI内での調査では、主に、アメリカ人従業員が仕事をする上で、どのようなことを大切だと考えているかに焦点を絞って行われたものでした。結果として出たことは、驚くことにお金のことやもっと良い給料をもらうということが、彼らのNo.1の関心事ではなかったのです。逆に上司へのアンケートで部下の従業員が期待していることのNo.1はもっと良い給料であろうという結果が出ました。このような従業員と上司との間で生じた関心事の期待に関する認識の相違から、ロッシェルさん流の「解」の紐解きが展開されてまいります。

また、アメリカは各種の雇用法や労働法(連邦ならびに州)が複雑に制定されており、それらが数年に一度は何らかの変更も伴って変化してきております。アメリカで、人事権を持った管理職として必要最小限度知っておかなければならない法律(例えば、FSLA:Federal Standards of Labor ActやADA:Americans with Disabilities Act)についてもロッシェルさんは、詳しく言及されています。アメリカの雇用に関する法律の大原則として、人がもって生まれた部分によるところの差別やいやがらせに対しては、非常に厳しい制裁処置を設けているということがわかります。それらは、アメリカにおける人種問題の歴史の中で、法律として昇華されて制定され、構築されてきたものであるといえるでしょう。

この本は、日本の人事担当者および管理職の皆様にも、読んで大変参考になるアメリカばかりにかぎらない人事管理職手ほどきの基本が網羅されています。いつも対岸の火であるアメリカでの人事を巡る訴訟や裁判もそう遠くないうちに日本でも他人事ではない日がやってくるのではないのでしょうか。人事管理に関しては、確かにその国の法律や社会、そして歴史的な背景の違いなどからグローバルスタンダードなどというものは到底存在するものではありませんが、アメリカの現状や歴史を知るということはすなわち、日本の今後の雇用関係にもひとつの指針を与えてくれるべきものがきっとあるのではないかと思います。日系企業の管理職者のみならず、日本で部下を持ち、部下の育成をしていかなければならないすべての管理職者の方々に広くご推薦したい本であるものと考えております。

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